日別アーカイブ: 2015-11-07

楽園

5号線鐘路3街駅の5番出口の近くに楽園商街という楽器店が集まっているビルがあります。
仁寺洞に隣接したエリアで、建物の1階を道路が走り、2階と3階が楽器店街になっています。

2階はギター専門店、弦楽器専門店、管楽器専門店、ドラム専門店、音響機器など、規模がさほど大きくない店が並び、通路もギター専門店等でビッシリと埋まっています。
3階はピアノ専門店、ドラム専門店、ギター専門店など、2階と比べて広い売り場をもっている店が多いようです。

よくこれだけギター専門店が商売になると感心してしまうくらい所狭しと並んでいますが、ギターで多いのはなんといっても韓国メーカー。
CrafterやCortの他、DameやSamikもあります。
輸入メーカーはMartinとTaylorが人気で、MartinのセカンドブランドのSigma Guiterもみかけます。
エレキはGibsonとFenderが人気で、日本メーカーだとヤマハが人気のようです。
ドラムはLudwig専門店、TAMA専門店、YAMAHA専門店、Pearl等を扱う店、Sonor等を扱う店、Roland等を扱う店などで、様々なメーカーを総合的に扱っている店は見当たりません。

値段はアメリカブランドや日本ブランドは日本より高く、韓国ブランドは本当に?と疑いたくなるほど安い。
MartinやTaylorはともかく、タカミネやRolandなど日本ブランドは高いです。
YAMAHAは直接、進出しているからなのか、さほど高くありません。

なお、楽園商街で売っているのは西洋音楽の楽器で、国楽器を扱っている店は同じ鐘路3街駅の6番出口、7番出口の辺りに集まっています。
また、楽園商街の周辺には、ギター専門店のほか、楽器修理店やピアノの運送業者も店を構えています。



韓国’謝罪’文化考察

韓国は謝罪要求を繰り返していますが、2つのポイントがありそうです。
マウル社会と上下文化。

まず、日本は全体社会です。組織を代表する人の行動や謝罪は全体に波及します。

韓国はマウル社会で、組織を代表する人の行動や謝罪は、その属するマウル(組織内)にのみ波及します。

日本は80年代から90年代、謝罪外交を繰り返しました。
日韓の首相や外相は韓国の大統領・外相と頻繁に会い、冒頭で謝罪をしてから会談に入ります。
天皇陛下も晩餐会の席上で、大統領に謝罪のお言葉を述べられました。

そして、故小渕首相の誠意をもった公式謝罪に、金大中大統領は応え謝罪を受け入れると表明しました。
日韓共同宣言です。
全体社会である日本は、これ(相手の受け入れ)により、国家=日本としての謝罪は終わったと解釈しています。

一方、韓国はマウル(個別組織)社会。
故小渕首相の謝罪は、金大中政権(=金大中マウル)にのみ波及し、盧武鉉政権、李明博政権、朴槿恵政権(マウル)には波及しないという考え方。
金大中政権は金大中政権、自分の政権は自分の政権。
むしろ、金泳三政権や金大中政権に謝罪したんだから、自分にも謝罪してよ。
ということかもしれません。

次に上下文化。
韓国は反日ではなく「卑日」だという人がいます。
’儒教’では上下を最も重視します。
「謝罪」はその瞬間、謝罪を受ける側が謝罪する側より優位に立ちます。その瞬間の優位な立場を求めて、謝罪要求をするのだとか。
韓国人の対日感情をうまく表現しています。